オンライン診療やりましょうよ。 日本医師会さん、もう反対止めてくださいな。

2020年4月11日

こちらは3月18日の 国家戦略特別区域諮問会議の官邸記録なんですけどね。

 ねぇ、ほんとにオンライン診療をちゃんとやりましょうよ。
ヤフー川邊健太郎さんが代表を務めてる日本IT団体連盟が 【新型コロナウイルス対策として「オンライン診療」「オンライン受診勧奨」の活用促進への期待を表明】の意気込みも届いてるはずですよね。
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オンライン診療については、新型コロナウィルス発生前から、中央社会保険医療協議会(中医協)内で意見がわかれているんですわ。

健康保険組合連合会(読者の皆さんが入っている健保の連合団体:健保連)はオンライン診療拡大の推進路線ではあるのですが、日本医師会が一貫して拡大反対をしているのです。

厚生労働省は筋道としてオンライン診療推進という立場ではあるんですけど、其れゆえに2018年以降、議論は毎回まとまっていません。

オンライン化で秩序が乱れることを嫌って、日本医師会(と厚労省の面倒な方々)が規制を設け、アリバイ的な骨抜き制度だけ作り、更に普及させないことを目的に診療報酬を超低額に設定しています。これが日本の医療の進化を止めてきたのです。

こちらは、そんな事情を明らかにした、日本経済新聞の編集委員の大林尚さんの記事です。
※オンライン診療、壁は厚労省 医師会へ配慮にじむ  日経

僕が昨年から金太郎細胞(他家/骨髄由来の間葉系幹細胞)の点滴投与 https://kintaromsc.com/を事業として取り組めているのは、17年以上も高度医療機器(コンタクトレンズ)の越境EC をやってる実績と土地勘から為せる所以。だからこそ国内外の経営資源がフルに使えてます。

でも僕は日本の医者、医療従事者ではない。コンタクトの国内正規販売店でもない。
だから日本医師会を批判してもコンタクトの事業にも幹細胞の事業にも影響はない。(得もないけどねw)
日本医師会がオンライン診療を止めている理不尽を前にして、僕がここで糾弾するのは…なんつーかそんな声なき声の代弁的義憤からです。
オンライン診療やりましょうよ。

日本医師会さん、もう反対止めてくださいな。

< 追伸 >
その後のChange.orgでの署名運動等…多くの方々の行動があったことも規制改革推進会議の議論に奏功したのでしょうか。
4月10日、厚労省から正式な通達が出てオンライン診療の初診が時限的に解禁されました。新コロ感染の抑制に繋がれば良いし、今後は他領域の医療でも適用されることを期待します!
※ 初診からオンライン診療、週明けから開始 日経