シンガポールの華人の旧正月の過ごし方と、一昔前の日本。

2021年9月20日

恭喜發財
Kung Hei Fat Choi
Gong Xi Fa Cai 
Happy Chinese New Year

いまシンガポールもまた、旧正月を、チャイニーズニューイヤーを迎えています。

生粋のシンガポール人である、陸千里くん (SMS24/7 Manager) にシンガポールの華人家庭における旧正月の過ごし方をききました。

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旧正月は前日のニューイヤーイブから始まります。

この日は一番近い親戚と集まってリユニオン(という)・ディナーをします。
1年間、無事に過ごせたお礼と新年も同様に豊かに過ごせることを願い、家を守る神様やご先祖様へのお供えの祭壇を作り、一家でお祈りをします。

様式はいろいろですが、基本的にはファミリーの長が住むところで行われます。そこで郷土料理をふるまったり、ローヘイをしたりするのです。 レストランで豪勢に晩餐を楽しむファミリーもいます。
 

彼らは、年があけると、また親や親戚の家を回り、マンダリンオレンジを2個持っていき、交換して挨拶をします。

ご馳走を囲んで会食をし、新年を祝います。

お酒を飲みます。

じゃんじゃんお酒を飲みます。

子供たち、独身の者たちに紅包(アンパオ:お年玉)を配ります。

親戚同士で、賭け事をします。 麻雀、トランプ、サイコロ、、、

賭け事をします。

ずっと賭け事をします。

じゃんじゃんお酒を飲みます。

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あれ?

あれれれ・・・
これって、僕の小学生の頃(1970年代)の日本と同じみたいだな。

そういえば、子供だったときは、正月になると家族みんなして(父方の)祖父の実家にいって、親父は親戚の叔父さんたちとずーっと麻雀してたわ。オイチョカブしてたわ。花札してたわ。

てか、祖父も親父も、豪快にじゃんじゃん日本酒呑んでたな。白鷹が好きだった。

子供も従姉妹・従兄弟みんなで、人生ゲームとか七並べ、神経衰弱やってたわ。

いつの間に、あんなに普通だった光景が失われたんだろな。
気づかなかった。