講演しました: エンジェルがシード段階で投資する起業家の見極めポイント

2020年5月14日

30年もの間、得意先・仕入先と商談をしてきた半生ではありますが、ただ一度だけ席上で、大槻利樹さんという強烈なパイセンの前で 悔し泣き したことがあります。

こちら、血気盛んに夢だけ一杯の頃の日本ソフトバンクでまさに上場直前あたりの孫さんの側近だったという同氏が率いる(アイティメディアと云う名の会社になる前は)ソフトバンク・ジーディーネット株式会社だったんですけど、ちょうどその事業開始直後でしたね。1999年から2000年。

なんか自分の会社(日広)やメンバーのことをボロクソいわれて、あろうことか感情が噴出しちゃったんですわ、確か。

僕は、なんというか...インターネットが現れたことで、広告の世界が根本的に変わる!変わるに違いないと、思いばかり前のめりにも関わらず、なかなか結果がついてこない時期だったんですね。

当時の日広は、ソフトバンク出版事業部の雑誌広告の扱いではトップテンに常時入っている広告会社だったんですけど、やっぱりネット広告に全面的にシフトするのに七転八倒していた時期だったと思います。

なんかね、自分のインターネット広告に掛ける、前のめりで青くさい意気込みにケチをつけられたというか
「加藤さんさ、口では勢いよく言っているのに、なんで数字が着いてこないの?ちゃんと覚悟はあるの?」みたいな詰めだったんですわ。ほんで (´;ω;`)ブワッ ...っときちゃったんだな。

実は、これけっこう効きまして。
僕の生きていく道程に、ガツーンと効いたんですわ。 だって、そんなに取引先から熱く詰められるなんてないぢゃないですか。

「決めてるのに、なんでやらないの?」 って、いまも参画先のパートナーとの、やりとりになるんですよねぇ。

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日広(現GMO NIKKO)を退いて、シンガポールに移ってから間もなく、大槻さんの文脈ではないところで、、アイティメディアのオルタナティブ・ブログで書かせてもらうことになったんですね。  https://blogs.itmedia.co.jp/ykatou/

そのブログの担当の方が、加藤さんとどうしても対談させたいヒトが居ると、繋いでいただいたのが、稀代の才人であり粋人でもある、福田淳さんです。で、その対談のテーマがこちらで。 (いま読み直しても、僕の部分がけっこう熱いというか暑苦しいんですが (;^_^A

■ 名もなきもの、新しきもの、幼きものにチャンスを与えたい
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1109/02/news003.html

この、エンジェルの野望、目利きの役割、って副題がすごい(笑)んですけど、その切り口が刺さったのでしょうか、その後、福田さんからもう一度、対談の申し入れがありまして。今度はあの亀岡太郎取材班の「ビジネスチャンス」というかなりマニアックな雑誌の企画だったんですよねぇ。お陰さまで対談は3時間に及び、しかも内容がほとんど公表できないものばかりとなり・・・。無理やり見開き2ページに収められた成果物を観たときには、中村編集長の苦労を偲んだわけです。

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昨日7月8日、ビジネスチャンスさん、そして大和証券さん主催のGET IPO 2014セミナーで講演をさせていただいてきました。中村編集長からいただいた御題というか、そうそうたる演者の皆様によるリレーのなかで、僕のパートでのミッションはエンジェル投資家としての目線、でした。
プログラム詳細:  https://www.facebook.com/events/710620362307149/

ずばり、僕がいつもいちばん視ているのは、経営者の目線、視座です。

経営者が
大きな流れをどう視ているのか。
志しと覚悟。 ですね。

事業はね、創業時はむしろピボットするのが当たり前ですからね。
だからこそ、ほんとに決めているのか、どうか、ってことなんですよね、大槻さん。