orange pekoeのナガシマトモコさんによる主題歌「Fly Me to Minami」を成就しました。大感謝です。

昨2012年12月中旬から続いていた「Fly Me to Minami 恋するミナミ」の撮影は年末年始をまたいで、ソウル→大阪→香港と進行し、なんとか1月末には全ての撮影を終了することができたのですが、編集や整音はそれから、に。

そのまま本年3月中旬に、駆け込みでコンペティション出品した大阪アジアン映画祭のスケジュールにあわせて作品はいったん完成のみぎりとなりました。

残念ながら、その時点ではほとんどつけられなかったのが劇中音楽。
結果的にほぼBGMはなし、ということになり、プロデューサーの椚山さんに無理言って、主題歌としてヴィーナスレコードさまにご提供いただいたのが、ニッキ・パロットさんによる既存曲「Fly Me to The Moon」でした。ほんと有難かったです。

が加藤個人としては、12月の劇場公開にあたって、本編の再編集にあわせ、もっとも作り込みたかったのが、音楽でした。
リム・カーワイ監督、そして椚山さんと何度となくミーティングをしてきた中で、僕自身が主題歌をぜひ新録音していただきたいので、なんとかアプローチを!と椚山さんに要望してきた意中の人、それが10年来の大ファンでもあるorange pekoeでした。

僕は、まだまったく目処も立っていないのに、ボーカルのナガシマトモコさんに主題歌を歌っていただくイメージトレーニングのために7月5日にビルボード大阪で行われたライブに伺ったほど。

明るく、少し幸せな気持ちでエンディングテーマを聴きながら、「Fly Me to Minami 恋するミナミ」エンドロールを観ていただきたい、、そんなポップなアレンジを施したい名曲「Fly Me to The Moon」の歌い手としてorange pekoeのボーカルであるナガシマトモコさんの力強い美声は、僕のイメージにぴったりだったのです。 http://instagram.com/p/bYdDHQCzeB/

そして待つこと2ヶ月、、9月になり椚山さんから遂に 「接触/交渉の末、ナガシマさんが歌ってくださるかもしれない、ていうかオリジナルで主題歌を作り、それを歌ってくださるかもしれない」という連絡が入りました。

しかも、あわせてナガシマトモコさんが現在進めておられるソロプロジェクトのパートナーであるイケガミキヨシさんに劇中音楽の全てもお願いできるかも!、という朗報でした。

天にも昇る気持ち。
いや満願成就。
夢、幻でなく、ほんとうにイケガミさんがすばらしい劇中音楽を、そしてorange pekoeのナガシマトモコさんが、この映画のために新たに書き下ろされた新曲である「Fly Me to Minami」を唄ってくださいました。

そして...さる10月31日、僕はその録音の現場にお伺いしたのであります。もはや、これは奇跡です。
その模様>> http://instagram.com/p/gIDZpHizcc/

で、美しくも気持ちのいい新たな主題歌を迎えて生まれ変わった「Fly Me to Minami 恋するミナミ」のトレーラーを一昨日、公開いたしましたー!。
劇場公開版トレーラー(90秒Ver)
 

※ こちらのすばらしい予告編映像の制作・編集は、この映画プロジェクトの終始にわたり全面的にコミットしてくれている電通関西の田中泰延さん、そして田中健詞さん三原成介さん(電通クリエーティブX)各位です。

もう、耳を澄まし音楽をきいていただいただけで、浮遊感、そして高揚感。
ほんとうに、このままシンガポールから、星空をわたり、ミナミに着いてしまいそうです。
さぁ、どうぞご覧ください。そして昂まってください!♪

※ 参考までに、4年ぶりに7枚目の最新アルバム「Oriental Jazz Mode」を聴いた方がまとめたorange pekoeの秀逸なまとめがあるので、こちらも是非ご覧ください。
http://rocketboy-miya.hatenablog.com/entry/2013/11/02/103548