『シンガポールと香港のことがマンガで3時間でわかる本』書きました。是非おもとめください。

 

いま、一年半ぶりにベトナムはホーチミン・シティにいます。私たちSocial Wire Holdingsがアジア各国で展開しているサービスオフィスCROSSCOOPのHo Chi Minh開業パーティ&内覧会に参加すべく、シンガポールからやってきました。

ここんちはホーチミン・シティのど真ん中に位置するVINCOM CENTERの12階。ホーチミンで日本人が日本企業がオフィスを構えるなら、ここしかない!ってほどの好立地。ここは日本人の住居や日本料理店が多いことから日本人街とも言われるレタントン通りと、ホーチミン市随一の繁華街であるドンコイ通りの両方に面してます。ぜひベトナムに進出を検討される際は、内覧にお越しいただきたいです!。

前回来た頃は、まだシンガポールにCROSSCOOPを開業した直後でした。その後、インドネシアの首都ジャカルタに2拠点、デリー近郊にあるインド随一のオフィス街グルガオン、と3箇所にて開業し、遂にここホーチミンでも開業することが出来たわけです。

そもそも僕がCROSSCOOPをシンガポールで、と思いついたのは4年ほど前なのですが・・その後、開業に踏み切るにあたり、どうしても必要だ、と考えたのが【シンガポールでの外国企業の進出ノウハウ、実務経験】でした。とはいっても、僕自身にそんなもんはほとんど無くw。

やはりそういった技能や事例を持っている人を招かないと・・と考え、開業にあたり合流のお誘いをしたのが、twitterにてお知り合いになっていた関泰二さんでした。氏は当時、シンガポール中小企業庁(IE SIngapore)にお勤めになっていましたが、まさにピッタリの人財だ!と感じたのです。

その後、まんまと誘いに乗っていただき、いまはおなじSocial Wire Holdingsの取締役として、こうやってCROSSCOOP Ho Chi Minhの開業に一緒に臨席できるなんて、なんと幸せなことか・・・光陰矢のごとし、を感じます。

さて!そんな関さんと小生、そして香港でのビジネス実務経験がたいへん豊富な水野真澄さんとで、このたび明日香出版社より、同社の人気シリーズの最新版として『シンガポールと香港のことがマンガで3時間でわかる本』を来る2月14日に、上梓させていただく運びとなりました。僕自身はちょろっとしか書いておりませんが、たいへん満足のいく仕上がりとなりましたYO!。

それではここで、本書の前段に『はじめに』
として、ご挨拶を書かせていただきましたので、それをこのブログをお読みになられている皆様に、全文を公開させていただきたいと思います。
そして、もし気に入っていただけそうであれば、ぜひ!、お手元に一冊常備していただきたい、と切に願っております。何卒宜しくお願いいたします。

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はじめに

この度は「シンガポールと香港のことがマンガで3時間でわかる本」をお求めいただきありがとうございます。

…いや、三時間程度で読める本ならば、と書店で立ち読みして済まそうとしているのかもしれませんが、もし、いま貴方がシンガポールそして香港にて事業や生活の拠点をおくことをぼんやりとでも考えておられるならば、是非これをまたとないチャンスと捉え、お求めになることをお奨めいたします。

手前味噌ですが、本書はいま世界を牽引するアジアと、米国、中国、欧州、そして日本を繋ぐ『ハブ』として、かつてないほどおおきく注目を集めているシンガポールと香港について、その成り立ちや歴史から、政治、経済、文化の最新の事情までを体系的網羅的に説明し、僅か三時間ですっかりわかった気になれる良書です(笑。
1テーマごとの簡潔明確な文章とマンガが分かりやすく要点をかみ砕き、あなたの頭の中に溶けていくことでしょう。

本書は、ビジネスパースンの皆さまのなかでも、特に現在日本で取り組んでいる事業を「私たち日本人が、外国人として」これからシンガポールと香港において展開していこう、としている方を対象に書かれています。
皆さまが両地にて、具体的に事業を興していく上において、知っておいて損はない様々な知恵もふんだんに盛り込みました。

ところで、私たちは日本においては自国民ですが、外国に出ると、そこでは外国人です。私はそんな単純なことに2006年頃まで(当時39歳)気がついていませんでした。
何故なら外国で仕事をしたことがなかったからです。ところが物見遊山でなく、商いのフィールドとして外国にいくと、とたんに「我々日本人にとっての商売の難易度」が気になります。

私はその年、当時自分が営んでいた会社と、アメリカの広告会社と合弁会社を作ったのですが、とにかくやり難かったのです。というのも、先方は英語がおぼつかない僕を、同じ人間として扱ってくれなかったからです。

だから2008年、それまで営んでいた広告会社を手離し、日本を出て海外で商売に挑もうと決めたときに、一番重視したのは、『外国人にとっての、ビジネスのしやすさ』でした。

古くから物流ハブとしてアジアの中で位置づけられていたシンガポールと香港は、第二次世界大戦以降、アジアの金融センターを目指して競い合い成長してきました。
低い所得税制、英語の公用語としての整備、永住権付与や外国人の労働のビザ制度が明確に存在していることは有能な外国人を集める大きな要因となっています。

シンガポールと香港は独立開業者、あるいは起業家にとっても世界レベルで最良の場所、といわれています。国際金融公社と世界銀行が毎年発表している「ビジネス環境の現状」調査では「ビジネス環境の規制緩和総合ランキング」でシンガポールが第一位、香港が第二位です。

いま世界経済を牽引しているインド、中国、ASEAN各国は自国の経済人・企業・産業の育成のため、自国企業と外国の資本を明確に区別し、外資に対しては大きな参入障壁や業種規制をおこなっていますが、一方で逆手を取るように、両地は外国人、外資企業に対し、大きな進出利点を提供しています。また外国人の誰であっても、簡単に会社が作れる仕組みを運用しています。

シンガポールと香港。そこは、いままでの商品としての自分の価値を高めてきた世界級の人材や自国にて一定の成果を挙げてきた企業が、自らのキャリア・実績を更に高めるべく、チャンスを掴みに来る国なのです。

本書は、シンガポールパートを私が少しと、私がアジア各国展開しているサービスオフィスCROSSCOOPのビジネスパートナーである関泰二さんの大半の作業で担当いたしました。関さんは2008年から2011年までシンガポールの政府省庁であるIE Singapore(シンガポール国際企業庁)のシニア・オフィサーとして、在日本シンガポール共和国大使館商務部にも勤務し、多くのシンガポール企業の日本市場進出を成功させた実績のある方です。

香港パートを担当した水野真澄さんは、丸紅の香港駐在経理マンからコンサルティングをはじめ中国コンサルタント(専門は税務等)として香港ビジネス界で知らない人はいない超有名人です。中国・香港ビジネス関連著作を多数だされているベテランです。

今やLCC(格安航空会社)が日本各地の空港からシンガポール、香港に毎日運行しています。片道1.5万円ほどで来れる時代になりました。私たち著者は、ぜひ本書が三時間で斜め読みされるに終わることなく、皆さん自身の行動に変化を促し作用することを強く願いつつ、書き上げました。

皆様の人生を変えた一冊になれるのであれば、冥利に尽きる次第です。

加藤順彦ポール