タニマチとしてのSomeTimeの想い出

6/25に初めてDVD化された『波の数だけ抱きしめて』('91)を封切り以来、19年ぶりに観ました。

この作品、映画の中身はさておき、、、とにかく'80年代のFM全盛期に流れたウエストコーストからやってきた、これらの音楽と文化が懐カシスで最高 なんですが、なんでもそれらの洋楽版権の関係でDVD化が難航してたので、こんなに期間が空いちゃったようでした。

ロンリー・フリーウェイ、ユア・オンリー・ロンリー、イン・ザ・ナイト、シャイン・オン、そしてロザーナとユーミン。amazonの購入サイトで試聴できるのでぜひ聴いてみてください。

(その前の『私をスキーに連れてって』『彼女が水着にきがえたら』は2003年11月発売。ポニーキャニオンさん、有難う。ちなみにその後の『メッセンジャー』『バブルへgo』はあんまり…でした)

映画の舞台は1982年。特に40代半ばの方々には懐かしい風景が再現されています。ホイチョイらしさはその細かい小道具!
ヤマハのポップギャル、TEACのオープンリール、ビートルカブリオレなど・・・ついつい細かく調べたくなるようなモノばかり。ということで、この映画に絞ったファンサイトでも劇中アイテムが細かく紹介されています。

湘南にミニFM局を開設した4人の大学生(これもまた学生ベンチャーっぽくていい感じ)と博報堂!の日本たばこ産業(JT)担当アカウント(流石、ホイチョイらしい)の物語。劇中のミニFM局『Kiwi』は、実在した『FM Banana』のコンセプトから着想したそうです。

ところで、劇中でのミニFM局スポンサーの設定はSomeTime♪ 。当時、JTのメンソールといえば、SomeTimeを指していました。このシリーズ、今は殆ど販売されてないので、煙草銘柄としての認知すらなくなっちゃいましたね。

当時の僕らがやってた学生企業リョーマが企画や運営に協力していたディスコ横断イベントとかホール等の大箱を貸しきったパーティ、あるいはMAHARAJAのメインスポンサーも、このSomeTimeやsalamやCABINでしたねぇ。88年には東京でSomeTime Young Network(SYN)って大学生の団体つくったりしましたYO。

当時のヤングマーケット(死語)向けの企画にタバコってのは切っても切れないタニマチでした。多くのイベントでなんかの銘柄がスポンサードしてました。

毎年4月~5月にやってた新入生歓迎系のイベントの協賛もかなりしてましたけど、よく考えなくても・・新入生は未成年だし(;´∀`)。  おおらかな時代でしたな。あの頃。