拡大する「情報源の世代間ギャップ」とシルバー民主主義

2020年5月14日

 
surveyML主宰の萩原雅之さんによるコラム
鳩山内閣の高支持率の背景に、拡大する「情報源の世代間ギャップ」を読んで、超納得。

「新聞読者は急速に高齢化しているのが現実だろう。若年層は新聞に何が書かれているかわからず、高齢層はネットで何が議論になっているかがわからないというケースが、今後さらに顕在化するだろう。」ってそのとおりでしょ。

また萩原氏によると05年の読売新聞の調査では、TV視聴時間が長いと自民に投票という結果が出ていて、いっぽうで09年の読売新聞調査では:同様の結果が民主に出てると知って、さらに溜飲を下げました。なるほどー

既に日本はシルバー民主主義の世紀にずっぽり入っています。
投票してる有権者の半数超が50歳以上。この高齢者中心の多数決は今後、更に激しくなっていきます。そして彼らは少なくとも10年くらいはこれまで通り、テレビと新聞が主な情報源なのです。

この世代間の情報源ギャップ拡大の流れは加速しますね、間違いなく。で、我々はどう時代に対峙すべきなのか?

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当の小沢氏はどれだけ支持率が下がっても米国を怒らせても、参院選迄は首相を菅氏とか(誰でもよい)に交替させるだけだと思います。鳩山氏がダメなら替えればいい。

米国を怒らせた鳩山政権

小沢氏は参院選に勝つことしか考えていないと思います。
それまでは亀の靴をなめてでも連立を維持するしかない。それさえ出来ていればいいのです。

そして対する福島女史も亀大臣も、自党の賞味期限を分かっているから一所懸命自己アピールしています。トリッキーな振る舞いや、スタントプレイも、やればテレビ・新聞に出るからです。
そして、実際、それらに出れば票が取れることは立証済み↑。

僕はTVってのは今も強烈な媒体だという事を言いたいんです。
全く侮れない。
ライブドアがフジテレビを、楽天がTBSを買ってりゃ今頃、見える景色も変わっていたと思いますが、せんなきこと。

やっぱり日本においては、世論を変えるためには放送局を、世の信用を得るにはプロ野球チームを獲得しなきゃいかんわけです。

前者はソフトバンク、楽天、ライブドアとも阻止されたけど、後者はライブドア以外成功したことで、買えた両社は大きな社会的信用を得ています。

いや実際、ソフトバンクの過去の社債販売はホークスやってなかったら説明つかなかったでしょ。市井の人々からの信用ってのはものすごい力なんですよ。